サルサパリラは、ユリ科のつる植物で、かつて抗生物質がなかった時代には、
薬草として梅毒の治療薬として使われていました。
漢方では土茯苓(どぶくりょう)と呼ばれています。
サルサパリラは薬草としてのみではなく、いくつかのハーブが入った飲み物である
ルートビアの成分としても知られています。
ルートビアは、日本人には馴染みが薄い飲み物かもしれませんが、
日本以外の多くの国では清涼飲料水として親しまれています。
サルサパリラには様々な作用があることが報告されています。
炎症を抑える作用(ステロイド様作用)、解毒作用、利尿作用、肝臓を元気にする作用、
免疫力を高める作用、血行を良くする作用などがあります。これらの作用が、
皮膚の問題や関節炎、筋肉痛などの痛みを改善すると言われています。
皮膚病などの問題がある方は、もちろんですが、特にお肌に問題がない方でも、
お肌をきれいにする作用があります。
内服薬との相互作用が報告されていますので、薬を服用中の方、病院に通院中の方は、
必ず主治医に相談してからサルサパリラの服用を始めましょう。
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