関節の痛みはどうして起こるのでしょうか?
車などの機械をよくご存知の方には、わかり易いかと思いますが、
私たちの関節は機械の部品のような性質を持っています。
車を運転するときに大切な部分である、ハンドルの動きをタイヤに伝える部分には
同じような関節があり、その部分は潤滑油で満たされ、まわりはゴムでしっかりと
密封されているので、ハンドルの動きは滑らかにタイヤへ伝達されます。
ところが、このゴムが破れたりして、油がもれ、しかも、外から砂やドロ、
水などの異物が入ってしまったり、さびたりしてしまうと、この部分はうまくハンドルの
動きをタイヤへ伝えられなくなります。
人間の関節におこる問題はこれとよく似ています。
人間の関節の場合、骨と骨がぶつからないようにし、骨を守るクッションの役目をする
軟骨や、関節内で作られる関節包液などの潤滑剤が充分供給されていれば、
関節は、滑らかに動くことができ、痛みもありません。
しかし、関節の使いすぎや自己免疫疾患
(本来、細菌や外からの異物を除去するために働くはずの抗体が誤って
自分の組織を破壊してしまう病気)
で、軟骨や軟部組織がダメージを受けたり、潤滑剤である関節包液がうまく
供給されなくなったりすると、故障した車と同じような状態となり、人間の場合、
それが痛みとなって現れます。
グルコサミンとコンドロイチンは、共に関節の軟骨を形成する物質です。
これらの物質を摂取することで、一度破壊された関節の軟骨、軟部組織の再生が
促されます。その結果、関節の痛みが軽減されます。
また、グルコサミンとコンドロイチンは、身体の一部を形成する成分であるため、
薬ではなく栄養素として摂取できます。
従って、これらが本当に有用であるならば、副作用のある痛み止めに変わる、
すばらしい作用を持つ栄養食品となる可能性があります。
現在、アメリカのNIH(National Institutes of Health; 国営の医学健康関連の研究機関)では、
このグルコサミン、コンドロイチンが変形性骨関節症と
リュウマチ性関節炎の患者に対して、実際に効果があるのかどうかを証明するために、
全米の数千人を対象に大々的に臨床実験を実行中です。
この結果次第で、グルコサミン・コンドロイチンが関節痛に悩む人達の強い味方となる証明が
できるかもしれませんし、そうなるとグルコサミン、コンドロイチンの社会的地位は、
格段に上がることになります。
<適応>
立ち仕事で膝などの関節が痛い方
力仕事のために、足腰や肩などが痛い方
スポーツのし過ぎで関節が痛い方
変形性関節炎やリウマチ性関節炎の方
栄養分として摂取できるため、適量を摂取している限り、ほとんど副作用はありませんが、
妊娠授乳期の方は、お医者様にご相談のうえ、お飲みください。
甲殻類(エビ、カニ、シャコ等)からの抽出した成分であることが多いので、
これらの海産物にアレルギーのある方は、ご使用を避けてください。
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