ダイエットと美肌は女性にとって、2大重要事項ですね。
ただし、ダイエットをして急激にやせると、皮膚が余ってたるんでしまうとよく言いますが出産の後、おなかの皮膚がたるみやすいのと同じ原理です。
皮膚は、表皮の基底層から新しい細胞が作られ、次々と生まれる細胞に押し上げられるようにして皮膚表面へ持ち上げられ、最後は垢となって脱落します。
こうして常に新しい細胞へ置き換わっていきますが、急に皮下脂肪が減少すると、それを覆っている皮膚全体が余ったままになります。これがしわ、たるみの原因となることがあるのです。
「小じわ・たるみ対策マニュアル」>「原因は」でお話したとおり、皮膚の表面積が相対的に多くなり、筋肉の運動についていけなくなるからです。
せっかくダイエットしても、疲れたようなげっそりした顔になってしまうと、魅力も半減してしまいます。標準体重に近い方でしたら、1ヶ月に1〜2キロ以上落とさないようにしましょう。
ところで妊娠中・出産後に適度な運動をすると筋肉が発達するため、皮膚と筋肉が連動して動くためにこのようなしわ・たるみが解消されやすいのです。もちろん顔の体操も小じわ・たるみ予防にいいのです。表情豊かな人がいつまでも若々しいのは、このあたりにも鍵があるのです。
また、急激なダイエットはホルモンバランスが崩れ、肌荒れの原因となります。
特に生理前2週間はホルモンの関係で肌荒れしやすい時期ですので、ダイエットはこの時期は特に避けた方が良いでしょう。
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