最近、「骨格のゆがみ矯正」という言葉を良く耳にしますよね。
左右の足の長さが違うとか、左右の肩の高さが違うなど、
人間の体というのは左右対称ではない場合がとても多いのです。
これは、普段の生活習慣も影響しています。
例えば、手が右利きの場合、どうしても荷物やバッグを右腕・右肩で持つことが多いですから
右腕の筋肉が発達するだけでなく、右の肩が上がってしまい軽い側わんという
状態になりやすいと考えられます。
このような、左右のアンバランスがあると、見た目が悪いだけでなく、
体の状態にも影響する可能性があります。
例えば右腕ばかり使うと逆に左腕・左肩を使わなくなり、左の肩こりや、
自律神経のバランスにも悪影響が出てくる恐れがあるわけです。
・・・あなたも、いつも左右どちらかの肩こりがひどくはないですか?
同じように、顔にも右利き左利きがあります。
(写真を撮るときに、右から撮った方が良く映るとか、私達も普段から
自分の顔が左右同じでないことは自覚していますよね。)
食事の時にいつも同じ側で咀嚼していると、あごの筋肉の発達に
左右差が生じてきます。
左右差があると、
・普段あまり筋肉を使わない側の新陳代謝が落ち、老化が早まる
・普段使う側と使わない側の運動量のアンバランスが生じ、しわやたるみを引き起こす
など、美容にも良くありません。
食事のときも、時々両側で均等に噛むよう、意識すると良いでしょう。
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