ケミカルピーリングってご存知ですか?
クリニックなどで、ニキビやしみ、しわ、たるみなどに対して行われている治療方法の1つです。
これは、グリコール酸と呼ばれる弱い酸を皮膚に塗り、余分な角質層などを溶かすことで、新陳代謝(肌の生まれ変わり)を上げ、
肌のトラブルをなくすという治療です。
今から数年前、はじめはニキビの画期的な治療方法として皮膚科・形成外科で広まり始めました。
そしてニキビ以外にも肌のトラブル全般的に効くのですが、最近では乾燥肌の方にも効果があることがわかってきました。
継続していくと肌の水分量が増え、免疫機能が高まるというデータがあります。
弱めの強さで頻繁に行うのがコツですが、実はこれとほぼ同じことが、昔からの生活の知恵で一般家庭でよく行われているのです。
例えば・・・
@りんごをむいて食べる時、皮の果肉側を肌にこすりつける
Aお風呂にゆずの皮や、みかんの皮を入浴剤として入れる
→つるつる、しっとりになります
実はグリコール酸はフルーツ酸の中の1種類です。治療として行われる際は人工的に精製されたものを調剤して使用します。
クリニックで行うケミカルピーリングは、比較的強い濃度の酸を使用しますので、これをご自宅で行うことは出来ませんが、
りんごの皮をむいた時はそのまま捨てないで、手の甲などにそのままこすりつけてみて下さい。
意外にベタベタせず、しっとりつるつるになりますよ。
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