標榜科目について
個人開業医のクリニックの場合・・・「皮膚科」がトップにきているか、または「皮膚科」単独で看板をだしているところは安心です。
「内科」や「産婦人科」などがトップにきていて、最後に皮膚科と書いてあるところは、先生の専門は内科や産婦人科であって、皮膚を診る事に関してはトレーニングを受けていない場合もあります。
皮膚科に関し他科の先生の中には、
「湿疹はステロイドを出して、足の皮がむけていたら水虫の薬を処方すればなんとかなる」と簡単に考えている方もいるからです。
皮膚科ですと「水虫」と診断するためには問診視診のほかに必ず、顕微鏡検査を行います。これで白癬菌(水虫菌)が検出されなければ安易に水虫の薬を処方したりはしません。逆に湿疹に関しても疑いがすこしでもあれば、顕微鏡検査をして水虫菌がいないか、チェックします。皮膚科の外来には、他の科で「湿疹にステロイド」を処方されて悪化した「皮膚の水虫」が結構多いのです。
大きな病院の場合・・・皮膚科の先生が何人か日替わりで担当している場合もあります。なるべくいつも同じ先生にみていただいたほうが経過がわかりますし安心ですので、その点を確認しておきましょう。
探す方法
知り合いの方に評判のクリニックを紹介してもらうのもいい方法ですが、最近はホームページで得意分野や力を入れている治療方法などを公開している先生も増えていますから、参考にするのも良いでしょう。インターネットで情報を公開している先生は、新しい治療法などに関してもいち早く取り入れる傾向がありますから、治療方法の選択の幅も広くなるはずです。
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