赤ら顔、というとりんごほっぺの田舎の子供や酒飲み父さんを
連想しやすいと思いますが、これも立派な病名がついており、
酒さ(しゅさ)と言います。
基本的には中年以降の病気です。
酒さは症状のレベルによって3度に分かれています。
1度:鼻・頬・額の赤み、テカリ、血管拡張
2度:にきびに似た症状になる(ブツブツができる)
3度:皮脂分泌の亢進した鼻が腫瘤状になり毛穴も開く
原因は一種のアレルギーと考えられています。
2度の症状でにきびに似た症状になることからもうなずけるように、
治療方法は抗生物質の内服などにきび治療に似た治療を行いますが、
血管拡張についてはレーザー治療・IPLなど光による治療も効果があります。
悪化させる因子として
・気温変化・直射日光→北国の子供のりんごほっぺのイメージはここから?
寒い北風の吹く屋外から暖かい部屋に入るときの気温差がありそうですね
・アルコール→酒飲みのイメージはここから?
・ストレス
などが知られています。
また酒さは、普通のにきびや脂漏性皮膚炎など、他の病気と間違えやすいことも
ありますので注意が必要です。
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